月子さんよりいただきもの(in トルコ)


2010年7月3日〜10日の8日間、月子さんとトルコ旅行に行ってまいりました!
事前のお話では、月子さん、旅行中は腐的妄想がまったく働かないのだとか。
オレも似たようなもんですよ!と言いながら、2人はトルコ旅行に向かったのでした。

・・・・・・帰国した我々の手は、なぜかすんごいたくさんのジゲゴエ作品が携えられておりました。
意味が分かりません(^−^)。
いったい何が起こったのかは「Period limitation」の日記に詳しく記されているのでそちらに譲るとして、
ここでは、その全作品を一気に紹介したいと思います!



■ オリーブオイルレスリング(イラスト:月子さん)



なんですかこのどエロい図は(^−^)!!!
これはトルコ名物、オリーブオイルレスリングなるものなのです。
いや、ガイドの話によると、ほんとに名物らしいんですってば(^−^)。
しかしスケブを渡した途端、それをジゲゴエに変換して描いてしまうところが月子さんのすんごいところです。
あんまり素晴らしいので、挿文を書いてしまいました。


■ オリーブオイルレスリング(文:むぎ)

「なぜ、このようなことに・・・。」
トルコ人に頭からオリーブオイルをかけられながら、心底嫌そうに五右ェ門が言う。
「仕方ねえだろ、祭に参加しなきゃお宝には近づけねえんだ。」
言葉とは裏腹に、次元はなんだか嬉しそうだ。この地方に伝わる伝統の黒い皮パンツを確かめるようにピタ
ピタと叩く。やはり頭からオイルをかけられ「うへえ」と声を上げた。
「あんまりこりゃ、気持ちのいいもんじゃねえな、ごえ・・・、」
言いながら顔を上げた次元の言葉が途切れる。目の前の侍に、視線は釘付けだった。
黒いパンツにその白さを引き立てられた侍の肌は、今やオイルでぬらぬらと怪しく光っている。気持ち悪そう
に胸や腰を撫で回す様までが、次元の目にはなまめかしく映った。レフェリーの「はじめ」という声にため息
をつき、侍が「仕方あるまい」と顔を上げる。
「よい所で適当に切り上げるぞ、じげ・・・!?」
ぐい、と手を引かれ、今度は侍の言葉が途切れた。つんのめり、次元の上に被いかぶさるようにして倒れる。
いきなり足を絡められ、ぎょっとして悲鳴を上げた。
「次元! お主まさか本気で・・・!」
「昔からの大事な風習なんだ、適当にやっちゃ失礼だろ。」
冗談とも本気ともつかない声で次元が言う。押さえ付けられ、組み敷かれそうになるのを必死で防ぎながら、
なかなかこのオイルレスリングというものが難しいことを侍は知った。掴む腕も押しのけようとする足も、何
もかも虚しくぬるりとかわされてしまうのだ。それに・・・、
「次元、・・・お主・・・っ、わざとやっておろう・・・!」
首筋から胸の筋肉に向かって手を滑らせ、親指で両側の乳首をくにくにと押しながら次元がニヤリと笑う。
「何言ってんだ、俺は真面目にやってるぜ。お前こそ変に感じてんじゃねえか。」
「馬鹿を言え、お主が・・・! んっ・・・!」
股間にぐにゅりと膝を押し当てられ、とうとう侍は声を上げた。「どうした、五右ェ門」と笑う次元の声も心なし
か荒い。そっと下方を盗み見て侍は息を飲んだ。オイルが光る浅黒い臍の下、革で押さえ付けられて目立
ちはしないが、次元のそこは明らかにいきり立っている。
「くそ・・・、このままキスしちまいてえ・・・!」
「このたわけ、いい加減にしろ!」
急に本気でつかみ合いを始めた二人に、レフェリーが嬉しそうに掛け声をかける。こんなに積極的な祭の参
加者も珍しいのだろう。
文字通り、食うか食われるか。
観客の大歓声にルパンの合図も掻き消され、二人の死闘は果てしなく続いたのであった。

うん、アホですね(^−^)。
しかしこのアホ文に、月子さんがさらに続きを書いてくださったのです!!!


■ オリーブオイルレスリング(イラスト:月子さん)


バックを取られて尻の間に硬いものが押し当てられて完全に我に返った。
ぬるぬるとした感触と煽る動きに理性を持っていかれそうになっていたが、これは仕事の一環で公衆の面
前だったのだ。
チラリと視線を送るとルパンの姿はすでになく、周りの人々の熱狂具合から、五右エ門たちを囮に、さっさと
盗みに入ったらしい。
そろそろ切り上げどきかと思うものの、後ろから覆いかぶさる男の状態を隠して退散するにはどうしたら良
いのか。
「…次元、ルパンが」
首を後ろへよじって囁くと、途端に次元の目が常時に戻る。戦いから気を逸らしルパンのいた場所へ視線を
送った瞬間を五右エ門は見逃さなかった。

いったい何が起こったのか、観客にはわからなかったのだろう。一瞬シーンと静まり返った。だか、地面に
沈んで動かない男としっかりと両足で立っている男を見て、勝負が決したことを理解した観客はすぐに勝利
した五右エ門に歓声を送った。

敗者の男は知り合いだからと、親切に手をかそうとするトルコ人たちを制して、次元を肩に担いでゲスト参
加者として宛がわれていた部屋に向かう。オイル塗れの体ではそれも一苦労だが、次元を落とすことなくど
うにか目的地まで辿り着いた。
部屋を横切りシャワールームに直行する。一歩足を踏み入れた途端、意識を失っていたはずの男が大きく
身じろいだ。オイルに滑ってずり落ちる。
もともと意識を失っているふりをしていたのだ。五右エ門は簡単に次元から手を離した。
「先に湯を浴びろ」
床に落ちた次元にそう言言って背を向けシャワールームから出ようとした五右エ門の後ろから、さっきの再
現とばかりに次元が抱きついて来た。同じく硬いものが尻の間に押し付けられる。
先程と違うのは、それが革のパンツごしではなく、直接的だということだ。
「逃がすかよ」
くすくすと笑いながら次元が耳元で囁く。
いつの間に下着を下げられたのかと五右エ門が考える暇もなく。
完全にいきり立ったものがオイルの助けを借りて、一気に根元まで埋め込まれた。
五右エ門の悲鳴がシャワールームに響き渡る。
体内を激しく穿たれて、今までどうにか抑え込んでいた五右エ門の欲望も放たれた。
レスリングで散々刺激された。そのうえ部屋に戻る途中ずっと次元の硬いものが胸元に押し当てられてい
たのだ。煽られてないとういうと嘘になる。敏感になっている分、いつもより自制が効かない。
突き込まれる度にどんどん前も膨らんでいき、ぬるぬる体を撫でまわされ乳首を弄られたときに完全に勃
起した。


オイル塗れの交わりは今まで知らなかった快感をふたりに与える。簡単にそれを終わらせることは出来そう
になかった。

よかった、月子さんもアホだった(^−^)! ←おい
ちなみに、「Period limitation」様にはこれの補完版があるので、ぜひそちらもご覧ください。
さて恐ろしいのはこれからです。喜ぶ私に月子さん、挿絵を描けと仰る。
しょうがないので描きました。


■ オリーブオイルレスリング(イラスト:むぎ)



クリックしても、画像が大きくなったり「自重v」が取れたりはしません。あしからず(^−^)。


さてさて、メインのカッパドキア観光も終え、旅も終わりに近づきました。
しょうこりもなくスケブを渡したオレに月子さんが描いてくださったのが、この1枚です。


■ ゴエにゃご in チ〇コ谷(イラスト:月子さん)



この濃度までしか出ないのですが、このイラストはその方がいいと思います!
気球に乗れないのを大変悔しがったオレのためにゴエにゃごを乗せてくれたりして、
そのご配慮は涙が出るほど嬉しいんだけど・・・、でもでも・・・!

こ の 谷 や ば い も ん (^−^)!!!

「これはカッパドキアだ」と月子さんは言い張るのですが、オレの目には別のものに見えて仕方ありません。
考えようによっては、ゴエにゃご大ピンチなんじゃないのかこれ(^−^)。


さて、トルコ最後の夜に見たベリーダンスショーがある図を彷彿とさせて仕方がないので、帰りの飛行機の中で描いてみました。


■ ベリーダンスの夜は熱いぜ(イラスト:むぎ)


ええアホですがなにか(^−^)。
飛行機の中で見せたら月子さん、成田に着いて腰を落ち着けるやいなや、スケブに何やら熱心に描き始めました。
ま、まさか・・・!
そのまさかです! どーん!


■ ベリーダンスの前夜も熱いぜ(イラスト:月子さん)



ぎょええええ(^−^)!
「ベリ−ダンスの前夜はこうやって腰振り練習をしていたに違いない」の図です!!!
やっぱり月子さんには一生かかっても敵わねえ(^−^)!
あとね、月子さんがゴエの顔をちゃんと描くというのはなかなかのレアですよ。
ちょっと染めた頬がたまらんです! むはー!

あんまりたまらんので、またしても挿文を書きました。


■ ベリーダンスの夜は熱いぜ(文:むぎ)

風呂から上がっても、まだ五右ェ門は不機嫌なままだった。
「おい、五右ェ門。」
リビングから掛けられた声にも、「なんだ」とむっつり応じる。
「明日の準備はできてるのか。」
侍の機嫌に頓着する様子もなく、朗らかに問いかける次元を、侍は睨めつけた。
「ルパンが全部済ませているだろう。拙者が準備することは特にない。」
「そいつはまずいんじゃねえか。」
思いもよらぬ真面目な声に、つい五右ェ門は釣り込まれた。
「まずいとは、何が。」
「見せてやる。来いよ。」
自室に戻りかけていた足の向きを変え、侍がリビングに入ると、次元はノートパソコンを立ち上げた。
「見てみな。お前が明日やるのはこんな踊りだぜ。」
「・・・これは・・・・・・、」
ベリーダンスとかいうトルコの舞踊の動画を眺め、侍は絶句する。腰と腹をさらけ出し、激しくくねらせるダンサー達の舞踊
は、男女を問わずこの上なく扇情的で淫靡だった。
「このような破廉恥な舞を、拙者が・・・、」
「おいおい異文化を頭から破廉恥と決めるのは狭量ってもんだぜ。日本の銭湯だって、俺に言わせりゃ相当破廉恥だ。」
「む・・・。」
「それに、明日はお前が敵のボスを叩けるかどうかにかかってんだ。踊り子として怪しまれずに近づいてもらわなきゃな。破
廉恥だの何だの言ってる場合じゃねえ。」
「・・・・・・。」
抗弁もできず、五右ェ門は黙りこんだ。次元がす、と立ち上がる。
「練習するか。なんなら付き合うぜ。」
「・・・うむ。かたじけない。」
答えるや否や夜着を剥ぎ取られ、五右ェ門は仰天した。
「次元!? 何をする!?」
「だから、練習だよ。」
「これのどこがれ・・・、むぐ・・・!」
唇を塞がれ、五右ェ門はもがいた。強引な手つきで次元が褌ごと股間をまさぐりだす。ソファに座らされ、無理やり開かされ
た脚の間を激しく愛撫されて、とうとう緩んだ褌の横から五右ェ門のものがこぼれ出た。既にそそり立ち、少し濡れているそ
こを見つめ、次元がごくりと喉を鳴らす。
「次元・・・、何を・・・、あ!?」
大きく開けた口にひと呑みにされ、五右ェ門は堪らず喘いだ。ぬぶぶぶ、と唇を滑らせて一旦それを離した次元が、わざと
先端を微かに舐めながら、侍を見上げる。
「俺は動かねえ。五右ェ門、お前が動かすんだ。」
「この・・・、たわけめ・・・、これが練習になど・・・、っく!」
また丸呑みにした次元が、今度は目だけで五右ェ門を促す。動かさないと言ったくせに、口の中で五右ェ門の敏感な先端だけを次元は舌先でつつき始めた。溢れ出る先走りを舐め取っては、尖った舌がまたそこをツンツンと刺激する。たまらない。自分の吐く息がどんどん激しくなっていくのが我慢できなかった。
耐えきれず腰を引き抜こうとした瞬間、
「はぁ!」
急にすぼめられた次元の唇にものを締め付けられ、侍の口からあられもない声が上がった。完全に抜くより先に、次元が
また根元まで侍を飲み込んでしまう。引き抜こうとするたびに強く絞り上げられ、逃れようとして五右ェ門は腰を引き続けた。
「んふ・・・、ふ・・・!」
息を荒げて次元が見上げる。
言うな、次元。分かっている。
目を閉じ侍はのけぞった。もはや自分は引き抜こうとして動いているのではない。すぐそばにある絶頂を求めて、この腰は
よがり狂っている。
「んっ・・・、んんん・・・!」
爆ぜるように放出した瞬間、硬直した体を次元がしっかり抱き締める。一滴残らず搾り取ってからじゅぽ、と唇を離し、再び
侍を抱きすくめた。
「かなりヤらしかったぜ、五右ェ門。」
「馬鹿者、これのどこが・・・、」
「練習になってねえか? じゃあ、部屋でもっと特訓するか。」
「・・・・・・。」
立ち上がり、次元が手を伸べる。馬鹿げたことだと分かっているのに、その手を取ってしまっていた。火をつけられた体が求
めているのは、もちろんもう特訓などではない。


男の部屋のいつもの引き出しから、次元がボトルを取り出す。べッドに腰かけた男がその浅黒い手にローションを垂らすの
を、五右ェ門はぼうっと眺めていた。
「・・・ほら、ここ。」
どうして抵抗できないのだろう。促され、両膝の上に大きくまたがるように腰を落とす。途端に次元の両膝が開いた。
「あっ・・・、」
自然、開かされることになった五右ェ門のまたぐらを、濡れた手が撫で回す。
「くっ・・・、次元・・・、」
「たまんねえ・・・、その声・・・、」
煽られたように、次元の指が激しさを増す。既に熱く充血しているすぼみに指があてがわれ、むずむずとそこをこね回した。
たまらず男の首元にしがみつくのと同時に、指が入ってくる。
     !!!」
「動いて、みろ・・・、五右ェ門・・・、」
甘く切羽詰ったような声が、五右ェ門を意のままに操ってしまう。快感をまさぐるように腰を波打たせると、再び勃ち上がって
いた自らのものが次元のスラックスに当たり、そこに大きな染みを作った。ギンギンにいきり立っている次元のものへの摩
擦と、ぐちょぐちょと音を立ててこすられる自らの中の刺激に、頭の中が弾けてしまいそうだ。次元の首に手を回したままぐ
っとのけぞると、尖った乳首に男が吸い付いてきた。
「じ・・・・・・!」
もう喘ぎ声を抑えることもできない。跳ねるように激しく上下する五右ェ門の腰に合わせて、次元の指がぐっぽぐっぽとそこ
を掻き回す。両方の乳首を舐めしゃぶった後、男が寄せてきた唇に、侍は自ら吸い付いた。また自分だけ、イカされてしまう
    
「〜〜〜〜!!!」
長い絶頂に体をびくんびくん震わせ、次元のシャツに押し付けるようにして侍は果てた。ぐにゃりと床に倒れこみそうになる
のを抱きとめ、次元がベッドへ横たえさせる。ベルトの音がした。すぐに体を引き起こされた。
ほとんど何も考えず、横になる次元に跨った。暴発寸前のものに軽く手を触れただけで、男が荒い息を吐き出す。穴にあて
がった先端が熱い。沈み込み、開かされながら五右ェ門は声を上げ、男の唇を求めてかがんだ。
「・・・ふ・・・・・・、」
互いの舌を絡ませながら、2人の腰が同時に揺らめきだす。早くも一番奥まで届いた次元が、入口近くまで戻ってはまた最
奥を突き上げる。今は頼むから気持ちいいかと聞くな、と侍は請い願った。いま聞かれると答えてしまう。男の脇の辺りに両
手を付き、恥も外聞もなく侍は腰を振り立て続けた。
不意に両腕を掴まれ、我に返った。
     じ・・・?」
「・・・もっと・・・、よく見せてくれ・・・。」
意味を理解する前に、腕を後ろに回され、次元の体の上でのけぞるような格好にさせられた。次元の腹の上で両脚をがば、
と開かされ、ぐしょ濡れの陰茎も突っ込まれ拡がった穴も、すべて晒される。
「やめ・・・、じげ・・・、」
「動いてくれ・・・、頼む・・・、」
乳首に次元の手が伸びる。優しく揺するような腰と乳首をくすぐる指の動きに、葛藤も羞恥も甘く押し流される。何より、うわ
ずったような男の顔が五右ェ門を煽った。
「・・・・・・。」
黙って腰をくねらせ始める。次元の「うお・・・」という声が、また五右ェ門を掻き立てる。
「すげえ・・・、やらしい・・・五右ェ門・・・、」
乳首をつまみ上げられた瞬間、スイッチが入った。
「次元・・・、拙者、また・・・!」
「いいぜ・・・、イケよ・・・。」
次元の両腿を掴み、ほとんど天井を仰ぐようにして五右ェ門は腰を振った。頭の中が焼ききれたような感覚と共に何もかも
解き放った瞬間、
「もう・・・、ダメだ・・・!」
押し倒され、脚を抱え上げられた。朦朧とした意識が、脳天にまで届く次元の一撃でまた覚醒する。ガツン、ガツンと音がす
るくらいの激しい交合に、五右ェ門はもがき狂い、声を上げた。次元も咆哮を上げる。熱いものが注がれたのと同時に、五
右ェ門は意識を手放した。


唇の感触で、目を醒ました。頬にキスする次元の額にまだ汗が光っているところを見ると、五右ェ門が放心していたのはほ
んの数分らしい。
「これでバッチリだな、明日は。」
一瞬、何のことだか分からなかった。すぐに思い出し、「このたわけ」と次元の頭を引き剥がす。
「何が練習だ。お主はただ性交がしたかっただけではないか。」
「じゃあお前はずっと練習のつもりでやってたってのか?」
     、」
返事に詰まり、五右ェ門は背を向けた。「もう寝る」と言う侍を、次元が後ろから抱きすくめる。
     あのダンスの役に立つぜ。お前が思っている以上にな。」
「・・・・・・。」
到底そうは思えなかった。五右ェ門の頭を撫でながら、「気持ちよかったか、五右ェ門」と次元が囁く。少し考えてから、小さ
な声で言った。
「今は、気持ちがいい。」
「そりゃよかった。」
とろとろとしたまどろみが押し寄せてきた。

     *

翌日、満席の観客の前で舞踊を披露しながら、五右ェ門は激しく後悔していた。
ベリーダンスの動きを真似て体を動かすたびに、昨夜のことが鮮明に脳裏に浮かぶのだ。
     こんなことでは・・・!
ステッキに見せかけた斬鉄剣を手にして踊りながら、これでは客にもターゲットにもばれてしまうのではないかと五右ェ門は
気が気でなかった。あの恥ずかしい情交をとにかく頭から追いやらねば。浮かび上がる昨夜の痴態を振り払い、必死に舞
に集中しようとした。

五右ェ門は理解していなかった。
踊り子から立ち昇るえも言われぬ官能に、観客全員が釘付けになっているのを。

ステージ奥からそれを眺め、次元は独り笑う。
もったいねえな、あんなの皆に見せるのは。
できることなら正面で見たかったが、まあ、いいさ。
仕事が始まるまであと数分。
客は想像もしていないだろう、五右ェ門の葛藤を想像し、その短い時間を次元は心ゆくまで楽しんだ。

いやー、アホもここまで極まると、いっそ清清しいですね(^−^)!
結局、2人で合計8本の作品をこしらえたことになります。
おかしいなあ、あんなに観光で忙しかったはずなのに(^−^)。
月子さん、ほんとにほんとにありがとうございました!
創作につまったら、また一緒にトルコ行きましょう(^−^)!

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